旅の始まり~バックパッカーとして~

初海外

 

 

肌にまとわりつくような湿気と独特な匂いが夜の街に満ちていた。

 

2012年、大学2年生の春休み、私は初めて外国の地を踏んだ。

インド。

ただ何となく、面白そうだったからー理由はそれだけだった。

 

予想外にきれいな国際空港から地下鉄でニューデリー駅の裏に出た。

そこはあまりにも強烈な世界が広がっていた。

 

生きているのか、死んでいるのか分からない人や犬。

黒い肌のインドの人たちがうごめいている。

 

ゴミと糞で汚れた道を、形容しがたい不安を抱いて私はニューデリー駅へ歩き出したーー

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これからの日本で、いや世界で精一杯生き抜くために~とりあえずブログをはじめてみる~

社会人になった。

 

小さい時から、周りに流され、勉強をしてきた。

別に親から言われたことはない。

なぜか、真面目だった。

努力はした。

そう、あくまで「一般的な優秀な子供、学生」として・・・

「国公立理系院卒、大手メーカーに就職」

そんな肩書を得るために?

 

たどり着いた先は、毎日ただひたすら業務をこなし、会社、上司の言うことを行うだけの仕事。

頑張っても大きく収入なんて変わらない。

頑張んなくたってある一定の収入は手に入る。

あと何年?定年まで?みんなそうだから?忍耐、我慢?いつか昇進?

くだらない。

俺の価値をお前(会社)が決めるなよ。

 

「若いうちは辛抱だ。将来のために頑張るんだ。とりあえず、頭を下げるんだ。」

うんざりだ。

人はなんで生きている?

なんで働く?

誰のため?

くそみたいな雑務も?

 

転職する?

会社に雇われて働いている限り、つまりはサラリーマンである限り、結局大して変わらない。

会社に「駒」として使われるだけだろ?

収入が数百、数千万、億も変わるか?

自分の価値はひと月数十万程度のものなのか?

 

大学生のころ、多くの国をバック一つで渡り歩いた。

いわゆる、バックパッカーだった。

価値観が変わる、とよくいうが実際はどれほど変わったのか分からない。

でも、意識は完全に変わった。

世界から日本を考えるようになった。

 

物価の安い、インフラの整わない国をみれば、ビジネスチャンスに気づく。

それでも日本で?

どっちがワクワクする?

日本の中で、将来、安定のためにただひたすら我慢するのか?

でも、失敗したら?

家族がいる?

 

いろんなことを考える。

ここでは、これまでの経験、感じたことを徒然なるままに書きたい。

会社で禁じられている(本当にくだらない決まり)副業の準備をすすめながら。

 

お金を儲ける。

何が悪い?

このブログも将来への投資としていきたい。

 

同じような考えを持つ社会人へ、これから社会人になる学生へ、アジアについていろいろ書きたいのでバックパッカーへ、そして日本社会に辟易としているすべての方へ。

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私の思いを伝えたい。

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